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李登輝学校の教え



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巨人・李登輝氏の教え

元台湾総統にして、現在も各所で大きな影響力を誇っている巨人・李登輝氏

私は本書を全ての日本人に読んでいただきたいと思う
それほど彼の考え方は参考になるし、素晴らしいものである

本書を通して多くのことを学んだが、特に心に残ったのは氏が権力というものは”借り物”にすぎず、必要不可欠だがいつでも放棄できるという覚悟を持たなければならないということ
言ってしまえば簡単なことだが、一度権力を握った人間の執着とは凄まじいものであり、氏のように実際に行動に移すことは真に私心を捨て公徳心をもって事に当たっていなければできるものではない
この一事をとっても氏の政治家、いや人間の総体としての器の大きさを窺い知ることができる

また自身が22歳まで日本人だったとおっしゃっているように日本に対する造詣が深く、直接的には小林よしのり氏を通してであるが、日本人としての心構えを自然と教えてくれている
日本人ならば新渡戸稲造「武士道」を是非読みなさいと語っているところなどは良い例だろう
この「武士道」は日本のみならずアジア思想の原点を学ぶことができるものであり、まさに”腹中に書あり”とすべきものである

さらには”人を切るべきは思い切って切らねば”という情に流されない精神も立派である
これは歴史が語っており、とくに「西郷南洲遺訓」でも冒頭述べられているが、”官はその人を選んで授けるもので、功ある者には褒賞をもって報するべき」というのがまさしく正しい姿勢である
この逆を行ってしまっているのが、安倍首相だろう
いわゆる論功行賞人事とは功ある者に官職でもって報いてしまっているのだから・・・

最後に人の有り様について、感銘を受けたので
”人はまず、個人の自由と精神を認めることから始めなくてはいけない。個人の自由と精神を認めることは、社会の多様化を促進する”
戦後の日本が失った自覚と自信の大切さを伝える熱いメッセージ

本書は、李登輝氏が台湾の民主化を成し遂げた如何に偉大なリーダーであったか
という視点とともに、如何に日本のことを大切に思っているかがよく表れています。
“日本人よ、今こそ自信を取り戻そう! 大志をいだこうなど、戦後、自尊心と自信を
失った日本の戦後民主仕儀世代に対する李登輝氏の叱咤激励が綴られています。
一方で、戦前の日本の教育が彼の人格形成・行動様式の大きな礎を果たしたこと
を感銘を受けたとともに、戦前の教育を再評価する必要を強く意識しました。余談で
すが、先日李登輝氏が実兄の祀られている靖国神社に参拝されました。関係各位
の尽力に感謝申し上げます。

李登輝氏の政治と日本の政治

台湾を民主化に導いた、偉大な政治家である李登輝氏。激動の台湾をいかにして民主化させることに成功させたのか。その政治手法や理念、ひいては宗教観に至るまで、彼の思想が対話形式独特のダイレクトな記述を通して余すところなく綴られています。日本の政治やそれに対する自分自身の在り方についても再考させられるような名著です。
哲人政治家が語る珠玉の言葉

戦後アジアが生んだ最も偉大な政治家のひとりと云える李登輝氏。彼が成した
数々の偉業はこと台湾だけではなく、東アジアの構図を変えたと言っても過言
ではない。台湾を疑いのない民主国家に変貌させ、経済での台頭を成し遂げ、
大陸からの防護壁を築き、東亜の安定を実現した。本来なら到底無視することが
できない人物なのだが、ご存知のように外務省とマスコミが腐りきっているため、
我が国ではその実像を十分に知ることができなかった。その彼を認知させるのに
大いなる貢献をしたのが小林よしのり氏である。本書はその両雄の対談である。

対談といっても、いつもは自己主張の強い小林氏が本書では専ら聞き手に回り、
李氏の縦横無尽に語る日本への思い、若き日の遍歴、総統としての格闘、国際
情勢観、宗教観を存分に引き出す役割に専念している。知れば知るほど李氏の
人間的な魅力やその手腕に引き込まれてしまう。それに引きかえ・・・と自虐的に
なりたくはないが、切なくなるのが我が国の政治家どもだ。元日本人であることを
誇りにし、日本への熱き想いを語る親日家にこれまで日本がしてきたことは何か。
思い起こすのも忌まわしいことばかりだ。今からでも遅くはない。台湾に目を向け、
日米台が連携する自由と民主主義を守るための闘いに主体的に参加すべきだ。
リーダーの言葉

選挙かなんかで独立派がやばくなって、支持者が不安になって李登輝氏の所に集まってきた時に、
「大丈夫、私がいますよ」
って日本語で言ったらしいな。
言えるか?この言葉。
リーダーの言葉だろ。



小学館
「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは (小学館文庫)
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